LGBT自治体議員連盟 夏のオンライン研修会

LGBT自治体議員連盟研修会

講座その1 ①地方自治体でもここまでできる。LGBT施策の最前線(仮)

~世田谷区の事例から〜

【概要】

2015年11月、渋谷区と共にパートナーシップ制度を立ちあげた世田谷区では、その後も新型コロナでパートナーが死亡した場合の遺族給付に同性パートナーを含める新制度を立ち上げ、「事実婚」の定義も拡大するなど、他の自治体にない権利保障への取り組み、LGBT支援が進んでいます。LGBT当事者として18年間、議会活動に取り組んできたなかから支援策の進展を振り返り、いま自治体に求められていること、各自治体で取り組める数々の施策について、ご紹介します。

【講師】

上川あや氏(世田谷区議会議員)
1968年 東京生まれ。法政大学卒。
2003年4月、国内で初めて性的マイノリティであることを公表の上,世田谷区議会議員選挙に立候補し当選。以来、一人会派で無所属。現在、5期目。性別変更を可能とする立法運動に奔走。渋谷区と同日付での同性パートナーシップ制度の創設、また日本で初めて民族・国籍差別を禁止した区条例の成立等に関わる。在日アメリカ大使館より「国際勇気ある女性賞」日本代表。LGBT自治体議連世話人。著書に『変えてゆく勇気〜「性同一性障害」の私から』(岩波新書)等。


講座その2 ②性の多様性を含めた条例づくり

〜男女差別だけではもう古い、条例をバージョンアップしよう!〜

【概要】

既存の男女平等参画条例を改正して、近年LGBT政策を前進させた条例制定を行った自治体の担当者から、改定にあたって検討した事柄などを伺います。

豊島区では、平成15年4月施行の「豊島区男女共同参画推進条例」を改正し、パートナーシップ制度の他、アウティングを禁止する条項などを盛り込む改正を行いました。

港区は、平成十六年四月施行の「港区男女平等参画条例」を令和二年から「性的指向又は性自認にかかわらず、誰もが人生を共にしたい人と家族として暮らすことを尊重する施策を推進するための制度」を盛り込むなどの改正を行いました。


日時:8月20日(金) ①13:00~15:00 ②15:30〜17:00

参加方法:Zoomにて

対象:自治体議員、行政職員

オンライン:zoom での開催。

会員:5000円、非会員6000円(通しでの参加費です。1コマだけの参加も同じ金額となります)

お申し込み: Peatixにてお申し込みください(クリックで申し込みサイトに飛びます)

お問い合わせ:お問い合わせフォームより承ります。